候補者アンケート回答

福島りえこ 都民ファーストの会世田谷区

THEME 01 「高齢者や生活困難者とペット」の課題について

高齢者の認知症や入院、死亡、また心身の障害・病気、生活困窮により、飼っていた動物が取り残されるケースが急増しています。家族が引き取りを拒否する例も多く、地域住民やボランティア(個人・団体)に大きな負担がかかっています。

Q.1-1 このような課題についてご存知ですか?

はい、知っている

Q.1-2 このような課題についてどのように考えますか?

重要な課題である

Q.1-3 このような課題に実際に対応したこと、今後取り組みたいこと、ご意見などがあれば具体的にご記入ください

東京都健康医療長寿医療センターの調査結果(https://www.tmghig.jp/research/release/2023/1024.html)を踏まえ、「高齢者はペットを飼育してはいけない」ではなく「高齢者でも飼育できる仕組み」(例えば、https://www.tsunagu-sub.jp/)について都職員に情報提案し、都としてできることを検討するよう依頼済です。

THEME 02 ペットと暮らす人の防災・減災への対策について

冒頭で述べた通り東京都では多数の猫・犬が飼育されており、ペットと暮らす世帯は子どものいる世帯より多いといわれています。しかし、ペットを受け入れる避難所は限られており、災害時には多くの都民がペットとともに災害弱者となり行き場を失う可能性があります。過去の災害では、実際にペットを連れた人が避難をあきらめるなどして命の危険に曝されたという事態も報告されています。

Q.2-1 このような課題についてご存知ですか?

はい、知っている

Q.2-2 このような課題についてどのように考えますか?

重要な課題である

Q.2-3 このような課題に実際に対応したこと、今後取り組みたいこと、ご意見などがあれば具体的にご記入ください

会派として、TKB+2Wの避難所改革を重点的に進めてきました。この中でペットの【同行】避難を超えて、【同伴】避難ができるよう、強力に後押ししています。 これを受けて都は「避難所運営指針」公表、目指すべき避難所の実現に向けた基準の一つとして、全避難所でペット受入れ体制を確保するよう示しました。加えて、避難所でのペット滞在ルールの作成や場所の確保など、区市町村が直ちに実施すべき具体的な取組をガイドラインとしてまとめています。 (https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/030/367/11.pdf、P164~) 令和7年度からは、区市町村の実情に応じて、同伴避難に必要な資機材の整備を進めるための補助金を創設するとともに、ペット、動物の専門学校をペットと共に過ごせる避難所として確保した事例を紹介することで、飼育者が安心して避難できる環境の整備につなげていきます。

THEME 03 「多頭飼育崩壊」に関する課題について

飼い主が適切に飼育管理できる頭数を越えて猫・犬を飼育し、生活が崩壊する「多頭飼育崩壊」の問題が都内でも相次いで発生しています。動物愛護法ではネグレクト(動物虐待)に相当するケースで、環境・公衆衛生の問題や近隣住民とのトラブル発生につながり行政も対応に苦慮しています。

Q.3-1 このような課題についてご存知ですか?

はい、知っている

Q.3-2 このような課題についてどのように考えますか?

重要な課題である

Q.3-3 このような課題に実際に対応したこと、今後取り組みたいこと、ご意見などがあれば具体的にご記入ください

本件に関してはセルフ・ネグレクトの一種だと考えています。孤立孤独対策の一環として、今後対応を進める必要があると勧化ています。

THEME 04 東京都による動物の引き取りについて

東京都では“殺処分ゼロ”が維持されていますが、行政ができるだけ引き取らないことによって「ゼロ」が維持されているのが現実です。引き取られなかった動物(特に猫)が行き場をなくし、民間のボランティア団体・個人が対応せざるを得なくなっています。ボランティアは自己負担で日々対応に追われており、制度的な支援が追いついていません。

Q.4-1 このような課題についてご存知ですか?

はい、知っている

Q.4-2 このような課題についてどのように考えますか?

重要な課題である

Q.4-3 このような課題に実際に対応したこと、今後取り組みたいこと、ご意見などがあれば具体的にご記入ください

中央区で先進的な取組み(https://www.city.chuo.lg.jp/a0030/kurashi/pettodobutu/doubutsuaigo/20221104175837259.html)がなされていることを承知しています。各基礎自治体に取組みが広がるよう、後押しが必要だという認識ですが、具体的には取り組めていません。今後、優先順位を上げて取り組みたいと考えます。

THEME 05 あなたが考える、東京都における動物に関する政策の「最優先課題」は何ですか?

Q.5-1 あなたが考える、東京都における動物に関する政策の「最優先課題」は何ですか?

高齢者等の飼育困難問題の予防と対策(福祉との連携など), ペットと避難できる災害時対応の整備, 動物ボランティアへの支援や行政との連携・協働制度の構築

THEME 06 動物愛護を所管する部署の体制についてどう考えますか?

Q.6-1 動物愛護を所管する部署の体制についてどう考えますか?

予算を増強すべきと考える, 民間委託を進めるべきと考える

THEME 07 都議会の場で、動物愛護に関する質問・提案を行うお考えはありますか?

Q.7-1 都議会の場で、動物愛護に関する質問・提案を行うお考えはありますか?

はい

Q.7-2 これまでに質問・提案を行った場合はその内容や、今後行いたい質問・提案の内容をご記入ください

高齢者のQOL向上と健康寿命の延伸のため、ペットを飼いたい高齢者へのペットのレンタルの推進について、これまで意見交換をしているので、今後質疑でとりあげたい。

THEME 08 動物愛護にかかわる課題について、専門家や有識者による勉強会・レクチャーを開催した場合、
ご参加いただけますか?

Q.8-1 動物愛護にかかわる課題について、専門家や有識者による勉強会・レクチャーを開催した場合、ご参加いただけますか?

前向きに検討する

Q.8-2 関心のあるテーマがあればご記入ください

高齢者等の福祉とペット

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